匂いは脳に直接届く!アロマを使い認知症を予防しよう。

アロマの刺激はどのように脳に届くのか?




匂いの刺激は鼻の奥による鼻腔の天井にあります嗅上皮に嗅覚受容細胞という細胞が受け取ります。




細胞と脳は直接つながっていて、直に情報を伝えます。


 

それだけ鼻と脳は近しい関係となります。




嗅上皮の面積は2.4~6.4cm2程度になりますが、そこに薬350種類数千万個の細胞が並んでいます。




常に粘液で濡れた状態になってますが,鼻から入ってきた空気が通過する時に臭いの元が細胞に溶け込みます。




嗅細胞は350種類の中からのパターンを組み合わせて匂いを嗅ぎ分けているそうです。




○嗅覚はどのように脳に伝わっているでしょうか?



匂いが嗅上皮の粘液にくっつき嗅細胞が興奮します。




すると 大脳底部の嗅球に電気信号が伝わります。

(場所は鼻の上部と眉間の裏側辺りです)



そして嗅球から



大脳皮質の嗅覚や嗅内野に送られてから統合されて処理されます。



この伝達は特別なことで直接大脳皮質(嗅覚野は側頭葉の大脳辺縁系にあります)に届くのは嗅覚だけなのです。




そして大脳皮質の他嗅覚の電気信号は他の部位にも送られます。

記憶や情動なのに深く関わる部分にも送られるため、海馬が刺激され記憶が蘇ったりします。




また扁桃体や眼のすぐ後ろに位置する眼窩前頭皮質などに電気信号を送られます。



扁桃体はでは物事の好き嫌いを区別する場所なので扁桃体の調整は大切です。



扁桃体が鈍ると物事の好き嫌いの判断ができなくなり頭が混乱してしまいますので、認知機能も低下してしまいますね。




そして眼窩前頭皮質が萎縮してしまうと人との距離を測ったり空気を読んだりすることができなくなりますので、落ち着きのない人や距離感がはかれない人はアロマの香りを嗅ぐといいですね。




   

匂いは脳を活性化させて認知症を予防すると研究結果で分かっています。




日常にアロマを取り入れるといいですよ。