脳の4つの領域を知って認知症を予防しよう

 

 

 

 

 

 

今日は脳の4つの領域、前頭葉、側頭葉、頭頂葉、後頭葉を紹介していきます。

 

難しい所もありますが、認知症の原因は脳の萎縮にあります。

 

萎縮している所によって症状が違うので把握しておくといいですね。

 

⚪前頭葉とは

 

行動による結果の認知や行動の選択、物事の類似点、相違点の判断を行う 

 

 

主に思考や判断をし、行動に移す機能を持っている

 

 

前頭部にある前頭連合野は、思考や意思決定、創造などを行い

 

後方にある運動野に運動指令を与える

 

 

両者の中間にある運動性言語野【ブローカ野】言葉を話す時の喉や口の筋肉に指令を出す

 

【ブローカ野】が障害を受けてしまうと自分では伝える事は頭の中で分かっているが、うまく話せない状態になります。

 

このような機能から前頭葉はいわゆる脳の司令塔と言われている。

 

 

⚪側頭葉

 

 

側頭葉は主に聴覚や記憶の貯蔵庫、味覚、視覚、色、形、音の認識、言葉のインプットなどの役割があります。

 

聴覚野記憶を司る

 

聴覚野で音の大小、高低を判断

側頭連合野で物の形や色の認識と記憶をします。

 

感覚性言語野【ウェルニッケ野】で言葉を理解する

 

【ウェルニッケ野】が障害されると言葉は流暢に出てくるが、意味不明な事を言ってしまうようになってしまいます。

 

⚪頭頂葉

 

空間や時間、味覚の認識

 

主に感覚をつかむところです。

 

体性感覚野で痛み、温度、圧力なの皮膚感覚を感じ、それらの情報を頭頂連合野が統合し自分の体制感覚として認識する

 

自分の体が目つぶってても手の位置がどこにあるか分かるのは体性感覚と言います。

 

 

⚪後頭葉

 

視覚、色彩、聴覚、感覚、嗅覚の認識

 

目から入った情報を眼球の網膜から感覚刺激し神経を通って視床の外側膝状体に入り、そこから大脳半球内部の視放線を通って後頭葉の1次視覚野に送られ頭頂葉と共同して人の顔や物の形、色ようなのを認識する。

 

めちゃくちゃ分かりにくいですね。

 

簡単に後頭葉は目に繋がると覚えてくれればいいです。

 

視覚情報は多量のため視覚情報を予測して補う事が知られています

 

視覚の錯覚現象は過去の記憶過去の経験記憶や身近な情報から導かれていると考えられているらしい。

 

また視覚情報だけでなく聴覚、触覚、体性感覚や嗅覚によるイメージ映像や顔情報を視覚野で作り出すと推測されている。

 

 

目から情報が入ったら頭頂葉と連携して人の顔や色などを認識する

 

なんて複雑ですが今回は脳の4つの領域を紹介しました。